妊婦さんにおすすめの飲み物。おすすめのお茶や注意する飲み物まとめ

ハーブティ

こんにちは!獣医師のニャン太です!

いよいよ妻が7か月に突入します。これまでなんだかんだあっという間でした。

急に気温が上がってきましたので、これからの時期は水分補給に気を配りたいですね。

特に、妊婦さんが脱水症状を起こしてしまうと、おなかの赤ちゃんにも影響が出てしまいます。

今回は、そんな妊婦さんにおすすめの水分補給やお茶をまとめていきます。

長くなったので、目次から好きなところだけ読んで使ってください笑

目次

妊娠中の水分補給はこまめに

窓辺でお茶を飲む妊婦

妊娠中は食べ物や飲み物に気を遣うことが多いですよね。

体重管理や妊娠糖尿病など、カロリーや糖分に気を使う機会も多いかもしれません。

つわりやむくみなどでうまく水分補給ができないこともあります。

脱水や熱中症予防、冷え対策、便秘予防、むくみの解消に水分補給は重要な役割があります。

夏場は意識して水分をとる方が多いと思いますが、水分補給は1年を通して必要になります。

特に妊娠中は母体や赤ちゃんの健康を維持するために、いつもより多く水分を接種しないといけません。

暑い季節は喉がかわきますよね。冷たいものをグビグビ飲みたくなりますが、冷えの原因になったり、胃腸の動きが悪くなり下痢や便秘の原因になったりします。

妊婦さんに冷えは大敵ですし、妊娠中はただでさえ胃腸の動きが悪くなりやすいですよね。

夏場でも水分は少しずつ飲むように心がけましょう。

飲み物選びはお母さんと赤ちゃんにも優しいものを

親子の手

常温や温めて美味しく飲めるものを選ぶ

妊婦さんに冷えは大敵です。夏場でもキンキンに冷えた飲み物をゴクゴク飲んでしまうと、お腹や消化管を冷やしてしまいます。

味や香りが楽しめて、夏場でも室温で美味しく飲めるものが良いですね。

糖分の多い飲み物は控える

飲料の中の糖分は血糖値を急激に上げてしまいます。特に妊娠中は血糖値が下がりにくく、妊娠糖尿病のリスクもあります。

つわりの時や、妊娠後期は甘い飲み物が欲しくなることもありますが、控えた方が良いですね。

ナトリウムの多い飲み物は少しずつ

ナトリウムは高血圧やむくみの原因となり、とくに妊娠中は過剰摂取に気を付けないといけません。

ミネラルウォーターを選ぶ場合は、ナトリウムの少ないものを選ぶとより良いですね。

おすすめのミネラルウォーター

塩分の添加された清涼飲料水などにも注意が必要です。例えばスポーツドリンクは塩分が多く含まれています。

ナトリウムは体に必要なものなので、全く摂らないのも良くないです。だからこそ一度にたくさん飲まないように心がけます。

また、圧倒的に飲み物よりも食べ物の方がナトリウムが多いんです。妊娠中だけでなく、今後のためにも減塩を心がけるのが良いでしょう。

タンニン、カテキンの多い飲み物は控える

タンニンはカテキンを含む植物の「しぶみ」成分です。

タンニン類は腸の中で鉄分とくっつき、鉄分の吸収を邪魔してしまいます。妊娠中は貧血になりやすく、鉄分は非常に重要です。

なかでもカテキンは葉酸のはたらきを邪魔してしまいます。葉酸は特に妊娠初期で赤ちゃんの神経の発達に重要なビタミン群です。

緑茶

通経、子宮収縮作用のあるハーブは量と体調に気を付ける

ローズヒップやレモングラスなど、一部のハーブティーには通経や子宮収縮作用があるため妊娠中は控えたほうが良いとされています。

一方ローズヒップはビタミンCやクエン酸、レモングラスは葉酸、亜鉛などを豊富に含むので、妊婦さんにとってありがたい飲み物でもあります。

絶対に飲んではいけないというわけではありませんが、体調に合わせて、たくさん飲むのは控えるに越したことないですね。

カフェインが多い飲み物は避ける

カフェインはコーヒー、緑茶、紅茶、カカオなどに含まれます。多くの市販の風邪薬や栄養ドリンクにも入っています。

妊婦さんがカフェインを多く摂ると流産、早産、死産のリスクが高くなってしまいます。

実際に1日100mgを超えるカフェインの摂取は自然流産の確率を高めることがわかっています。このリスクはカフェインの摂取量によって上がっていき、1日コーヒー8杯程度(カフェイン500mgくらい)で1.7倍になります。

カフェインの量は以下を参照してください。

コーヒー

100ml当たりのカフェイン量
  • コーヒー60mg
  • 玉露160mg
  • 紅茶30mg
  • 煎茶20mg
  • ウーロン茶20mg
  • ほうじ茶20㎎

緑茶や紅茶でも、品種や入れ方によってカフェインの量が変わります。

なぜ妊娠中はカフェインは注意が必要なの?

コーヒーとカフェの文字

カフェインは多く摂ると毒になる

カフェイン中毒死のニュースが記憶に新しい方も多いかと思います。

カフェインを多量に含む眠気防止薬や「エナジードリンク」などの清涼飲料水の急性中毒で、2011年度からの5年間に少なくとも101人が救急搬送され、7人が心停止となり、うち3人が死亡したことが13日、日本中毒学会の調査で分かった。15年に死亡例が判明したことなどを背景とした初の全国調査。
カフェイン中毒、5年で100人救急搬送 死亡3人|日本経済新聞

カフェインはアルカロイドのひとつです。アルカロイドとは植物が自分の身を守るための毒です。

植物は草食動物に食べられないようにするために、食べると具合が悪くなる毒を体の中に仕込んでいるんです。

でも、人間はこのカフェインという毒に強いので、けっこうたくさん飲んでも大丈夫なんです。

むしろ、少量なら眠気をとったり、気持ちを落ち着かせたりと良い作用があります。

カフェインの中毒量は60kgの成人で12000mg以上だと言われています(ただし、諸説あります)。コーヒー1杯のカフェイン量が平均60mgなので、1度に200杯飲むと死亡する可能性があります。

まあ、1度に200杯は飲めませんよね笑

でもお腹の中の赤ちゃんはどうでしょう?

お母さんの体に入ったカフェインは、そのまま赤ちゃんにいきわたります。

妊娠5か月の初め頃だと、胎児さんの大きさは300gくらい。ちょうど60kgの大人の200分の1ですね。

コーヒー200杯の中毒量も200分の1すると、たった1杯になりますね。

まあ実際はお母さんと赤ちゃんでカフェインは分散されるので、この計算は正しくありませんが、お母さんにとっていつもよりちょっと多い量でも赤ちゃんにとっては注意が必要だということです。

カフェインは血流を悪くする

カフェインは血管を縮める働きがあります。血管が縮まり続けると血流が悪くなります。

妊婦さんは胎盤を維持するためにたくさんの血流が必要になります。赤ちゃんにたくさん栄養を送らなくてはなりません。

特に妊娠初期は胎盤を作る大切な時期です。カフェインは胎盤を作るための血流を減らしてしまうので、胎児の成長に影響が出ると考えられています。

デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインってあるけど何が違うの?

妊娠中は意識的にデカフェ、カフェインレス、ノンカフェインと書かれている物を選ぶ方が多いですよね。

特にコーヒーが好きな方にはがデカフェコーヒーやカフェインレスコーヒーってありがたいですよね。

デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインには違いがあるのでしょうか。

調べてみると、

カフェインの量でいうと、デカフェ≧カフェインレス>>>ノンカフェインだということがわかりました。

デカフェはカフェインを含む食品からカフェインを減らしたもの。

カフェインレスは規定量以下のカフェインを含む食品のこと。デカフェでもカフェインレスの基準を満たせばカフェインレスになります。

ノンカフェイン(カフェインゼロ)はカフェインを一切含まない食品のことです。

簡単に言うと、

  • デカフェ=カフェイン減らしたけどちょっと入ってる
  • カフェインレス=カフェインほとんど入っていない
  • ノンカフェイン=カフェイン入っていない

ということになります。

妊娠中でカフェインを気にして選ぶなら、

  1. ノンカフェイン
  2. カフェインレス
  3. デカフェ

の優先順位で選ぶと良いですね。

ただし、デカフェの紅茶の茶葉などは、紅茶として入れた場合カフェイン0.00mgを達成している場合もあります。

つわりの時の水分補給はどうしたらいいの?

口をおさえる女性

吐きづわりでつらい時は氷を口に含むだけでも

多くの妊婦さんが経験するつわり。

代表的なつわりの症状には、

  • 吐きづわり
  • 食べづわり
  • においづわり
  • 眠りづわり

があります。

なかでも吐きづわりは、食事や飲み物をうけつけずに、戻してしまうことで脱水症状が起こりやすいです。

水分をとりたいのに、ただの水でさえものどを通らない。。

そんな時は氷を口に含むのがおすすめです。

もし吐き気で何もうけつけない状態が続く場合は、すぐにかかりつけの病院に相談しましょう。

点滴してもらうだけでも楽になるケースもありますからね。

つらいつわりの症状にはハーブティもおすすめ

ハイビスカスティー

ハイビスカスにはクエン酸やハイビスカス酸などの植物酸が多く含まれており、食欲不振の解消に効果があります。また、内臓が元気になることで、疲労回復の効果もあります。

またハイビスカスティーの酸味には、つわりの気持ち悪さを和らげる効果があります。

まさにつわり中の妊婦さんにぴったりですね。

ただし、わずかに子宮収縮作用もあるのでガブガブと一度に大量に飲むのは良くないとする文献もあります。

あくまで、つわりの吐き気の解消や水分が摂れないときの補助に、少しずつ飲むのが良いでしょう。

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ジンジャーティー

ジンジャー(生姜)には胃腸を整え、食欲を促す効果があります。生姜のすっきりとした香りや程よい刺激がつわり中でも飲みやすいという声が多くあります。

さらに血行を改善し、妊婦さんの大敵「冷え」を解消する効果もあります。

一方、生姜を一度に多くとるとお腹のはりの原因となることがります。シングルハーブの煮出すタイプのものではなく、生姜紅茶がおすすめです。

ブレンドにより、飲みやすくなり、生姜の成分を一度に多く摂ってしまうことも防げます。

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 オレンジピール

オレンジの皮をオレンジピールと呼びます。乾燥させたり砂糖漬けにしたりとタイプは様々です。

オレンジピールには外側のツルツルして色の濃いフラベド(外果皮)と、内側のフワフワした白い繊維質のアルベド(内果皮)があります。これは柑橘類の果物の特徴ですよね。

オレンジピールは胃腸を整え、気分を落ち着かせる作用があります。

フラベドのオイル成分リモネンや、アルベドのポリフェノール成分ケルセチンはともに抗酸化作用やストレスを軽減する作用があります。

つわり中の妊婦さんには強い味方ですね。

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妊娠中のむくみにはどんな飲み物を飲むのが良いの?

むくみを気にする女性

妊娠中につきものなむくみ

妊娠中は体のむくみトラブルが起こりやすいですよね。特に妊娠中期〜後期に起こりやすいといわれています。

手や指、ふくらはぎ〜足の裏にむくみが出やすいです。

朝起きると指輪が痛くて抜けなくなる

なんてことも良くあります。私の妻も妊娠6か月頃から指輪を外して生活しています。

むくみの解消には、軽い利尿作用のある飲み物や、ナトリウムの排泄を促すカリウムを多く含む飲み物がおすすめです。

むくみにおすすめの飲み物、効果的な飲み方は?

コーン茶

トウモロコシから作られるコーン茶。ほんのりとした甘みが特徴です。コーン茶はカリウムを多く含み、ナトリウムを排泄する利尿作用があります。

ノンカフェインなので、妊娠中も安心して飲むことができます。

さらにコーン茶は水溶性食物繊維を多く含むので、腸内の善玉菌を増やして便秘解消効果が期待できます。

コーン茶を効果的に飲むには、食事と一緒に摂るのが良いです。コーン茶は食事に合わせても飲みやすく、食事のナトリウムを効率よく排泄することができます。

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便秘に効果のある飲み物ってあるの?

妊娠中は便秘が起こりやすい

妊娠中はセロトニンというホルモンが抑制されるので、便秘が起こりやすいです。

さらに子宮が大きくなるにつれて腸管が圧迫されるので動きが悪くなります。

便秘解消に効果がある飲み物は?

ゴボウ茶

ゴボウといえば食物繊維、食物繊維といえばゴボウですよね。

そんなゴボウを焙煎して煮出すとゴボウ茶になります。もちろんノンカフェインで、妊婦さんにも優しいです。

家でも買ってきたゴボウを水でよーく洗って皮ごとピーラーでスライスして、フライパンで焦げないように煎れば作ることができます。

でも、なんだかんだで忙しい妊婦さんはティーバッグのゴボウ茶がとっても簡単で便利ですよ。

値段も手ごろで、純国産だから安心して飲めます。

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コーン茶

トウモロコシから作られるコーン茶。ほんのりとした甘みが特徴です。

コーン茶は水溶性食物繊維を多く含むので、腸内の善玉菌を増やして便秘解消効果が期待できます。

さらにコーン茶はカリウムを多く含み、ナトリウムを排泄する利尿作用があります。むくみの解消にも効果がありますね。

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【妊娠糖尿病】血糖値が気になるときにおすすめの飲み物ってあるの?

妊娠中は血糖値が下がりにくい。注意が必要な「妊娠糖尿病」

妊娠中は血糖値を下げるためのホルモン「インスリン」が胎盤から出るホルモンに邪魔されて血糖値が下がりにくくなります。

一定の基準を超えると、妊娠糖尿病と診断されてしまいます。

私の妻は妊娠12週の時に妊娠糖尿病と診断されてしまいました。

「妊娠糖尿病」という名前のせいでいかにも病気!みたいな気持ちになりますが、これはすべての妊婦さんに起こりうる「普通のこと」です。

血糖値が下がりにくいのは妊娠しているからで、病気だからではありません。

でも、だからと言って血糖値が高いのを放置するわけにはいきません。おなかの赤ちゃんが大きくなりすぎるなど、出産にリスクが伴うことがあるからです。

妊娠糖尿病の管理で最も重要なのが「食事管理」と「睡眠」です。

あとは、妊婦さんでも安心して飲める血糖値の上昇を緩やかにしてくれる飲み物を取り入れてみるのも良いでしょう。

妊婦さんでも安心して飲める血糖値の上昇を緩やかにしてくれる飲み物

もちろん妊娠中に飲む飲み物ですので、カフェインやタンニンが含まれていなくて、胎児に影響のない飲み物が良いですよね。

調べてみるとこんなのがありました!

韃靼(だったん)そば茶

「韃靼そば」というのはモンゴルなどの高山地域を原産にするそばの仲間です。そばの中でも「ルチン」というポリフェノール(ビタミンPとも呼ばれる)が多く含まれます。

このルチン、血圧を下げたり血流をよくするといった妊婦さんに嬉しい効能があります。

そして、なんといっても膵臓(すいぞう)のはたらきを高めて、インスリンの分泌を促すことで血糖値が緩やかに上がるようにしてくれる素晴らしい効果があります。

もちろん、ノンカフェインでタンニンも含みませんし、ノンカロリーなので血糖値の気になる妊婦さんにはぴったりですね。

私も妻と飲んでいますが、なかなか美味しいです。そばの香ばしい風味がそのまま生きたお茶です。食事にも合います。

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妊娠中におすすめのお茶

ハーブティ

妊活、妊娠初期からずっと飲めるお茶

王道のルイボスティー

ルイボスティーは多くの抗酸化ポリフェノール、鉄、亜鉛、カルシウム、ビタミン類などを含みます。

一方で、体を冷やしたり子宮を収縮させたりといった悪い作用がないので、昔から妊婦さんに支持されるお茶です。

もちろんノンカフェインで、産後も赤ちゃんと一緒に楽しむことができます。

また、卵子の力を高め妊娠力をアップする嬉しい作用もあるので、妊娠前から積極的に飲む方も多いです。

妊婦さんの大敵「冷え」や、むくみ、便秘、肌荒れにも効果があることが知られ、まさに「妊婦さんのためのお茶」ですね。

ルイボスは日本では栽培されず、ほとんどがアフリカの農園で栽培されます。

乾燥して昼夜の気温差が30℃以上もあるような砂漠の高地でしか育たないそうです。

そんなルイボスの強い生命力を安心して飲むために、しっかりと品質の管理されたルイボスティーを選ぶようにしましょう。

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たんぽぽ茶、タンポポコーヒー

タンポポの根を煎じてお茶にしたものをたんぽぽ茶といいます。

たんぽぽ茶にはコーヒーのようなクロロゲン酸が含まれていて、独特の苦みや渋みがあり、焙煎するとコーヒーのような風味が出ます。

この焙煎されたたんぽぽ茶を特にタンポポコーヒーと呼びます。

一般的にタンポポコーヒーの方が親しまれているような気がします。

コーヒーとは違い、ノンカフェインで子宮収縮作用もなく、妊婦さんも安心して飲むことができます。

タンポポコーヒーには、クロロゲン酸のような抗酸化ポリフェノールや、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、カルシウムが多く含まれます。

妊娠中に限らず、女性の悩みを解決してくれる栄養素がたくさん含まれているんですね。

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日本人なら定番、麦茶

冷たい麦茶

言わずも知れた日本の夏の定番、ノンカフェイン飲料の麦茶です。大人から子供まで安心して飲めます。

麦茶は水様性食物繊維やカリウムを多く含み、便秘解消やむくみ解消に効果があります。

一方麦茶の成分は体を冷やす方向にはたらくので、冷たいままたくさん飲むのは妊婦さんにはおすすめできません。

夏場は体を涼しく保つために、少量の冷えた麦茶を飲み、あとは室温のものを水分補給のために飲むと良いです。

冬場はホットでも美味しく飲めます。

濃く入れた麦茶はコーヒーのような香ばしさがあり、温かくしてミルクで割るのも美味しい飲み方です。

小豆(あずき)茶

小豆茶も昔からある健康飲料ですね。

鉄分、ビタミンB、カリウム、水様性食物繊維を多く含み、ノンカフェインです。

大人も子供も安心して飲めますね。

妊娠後期におすすめのお茶

ラズベリーリーフティー

ラズベリーリーフティーは「マタニティ・ハーブ」と呼ばれています。

ノンカフェインですが、妊娠初期や中期は飲まない方がよいハーブティーです。

「安産のお茶」「出産準備のお茶」とも呼ばれるラズベリーリーフティーは、妊娠後期に飲むと良いとされるハーブティーです。

ラズベリーリーフに含まれるフラガリンという成分が、腰回りの筋肉を柔らかくしたり、子宮の筋肉を適度に固くしていきます。

これにより、陣痛がサポートされお産が楽になるんですね。すごい。

もちろん飲みすぎると、お腹の張りを悪化させてしまうので注意が必要です。

妊娠後期の8か月ごろから、1日ティーカップ2~3杯を目安に飲むと良いとされています。

あくまでも目安ですので、体調に合わせて飲むようにしましょう。

妊娠後期は体調の変化に敏感になる時期ですね。

お腹の張りやすい妊婦さんや、早産の疑いがある場合は自己判断で開始せずに、かかりつけの産科に相談してくださいね。

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ラズベリーリーフティーは、産後の子宮の回復を早めたり、母乳の出を促すはたらきもあります。産前産後の女性の味方なんですね。

妊娠中に気を付けたい飲み物

これはダメという女性

コーヒー

コーヒーはカフェインを比較的多く含みます。嗜好品として、日常的に飲まれるため妊娠中の制限がもうけられています。

WHOによると、妊娠中は1日3〜4杯が限度とされています。一方ヨーロッパなどでは、1日2杯程度以内とされている国もあります。日本では明確な基準はありません。

ただ、最近は美味しいカフェインレスコーヒーが色々出ていますので、コーヒー好きなら利用しない手はないでしょう。

味や香りが好みのものを選ぶことで、ストレスなくコーヒーを楽しむことが可能です。

カフェインレスコーヒーを飲む時の注意点は、砂糖を入れすぎないことですよ!

アルコール飲料

アルコールはお腹の赤ちゃんの成長に影響を及ぼす可能性が指摘されています。具体的には、奇形の確率が高くなったり、脳の発達が遅れてしまったりということがあげられます。

実際にどれくらいの量を飲んだら奇形が増えるのかは分かっていません。人間で奇形の実験なんてできませんからね。

産科の先生によっては、1日どれくらいまでならOKとか、無理にやめるストレスの方がよくないとか指導されている方もいるようです。

ただ、飲まないに越したことはないと思うんですよね。

ニャン太はお酒が好きなので、お酒が飲めないつらさがわかります。。

ノンアルコール製品もいろいろ出てますが、正直お酒を飲みたい人には物足りないですよね。

そんなニャン太が見つけた、美味しいノンアルコール飲料がこれです。

ハイボールテイストで、けっこうリアルな味わいですよ。料理にもよく合います。

試してみてはどうでしょう。

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海外のミネラルウォーター(硬水、無ろ過、無殺菌)

飲み水にこだわってミネラルウォーターを選ぶ方も多いかと思います。

水道水より安心ですし、適度にミネラルが含まれる方が体も吸収しやすいです。とても良いです。

つわりの時は、微発砲のスパークリングウォーターが心地よかったりしますよね。

ただし、海外の水は日本の水に比べるとミネラルの量が多く(硬水)、腎臓に負担をかけたり、お腹が緩くなったりすることがあります。

さらに硬水はお茶やハーブティーを煮出したときに、せっかくの栄養成分を損ねてしまうこともあります。

また、無ろ過・無殺菌のものも多く輸入されています。

抵抗力の落ちる妊婦さんには心配です。

普段飲んでいて大丈夫な方でも、妊娠中は安心して飲める軟水をおすすめします。

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まとめ|妊娠中の水分補給は体調に合わせて

妊娠中はちょっとした体調の変化で飲みやすい・飲みにくいが変わってきます。

つわりでご飯を食べることができなくても、水分補給だけは母体と胎児の健康のためにも欠かさないように気を付けましょう。

どうしても吐き気が強くて水分が摂れない場合は、かかりつけの産科に相談してくださいね。

自分の体調に合わせて、体に負担がかからない飲み物を選んで、楽しく健康的なマタニティライフを過ごしてくださいね。

おつきあいありがとうございました。

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