妻が妊娠中に風邪。気を付ける症状とおなかの胎児への影響は?

風邪でだるい妊婦さん

妊婦さん

大変!風邪?おなかの赤ちゃんは大丈夫かしら?

妊娠中に風邪の症状が出ると不安になりますよね。

こんにちは。ニャン太です。

ただいま妻は妊娠33w2d。

私の妻もなんと風邪をひいてしまいました。

熱は37.2℃。鼻水、鼻づまり、倦怠感がひどいようです。

妊婦さんって風邪ひきやすいし、治りにくいんですよね。

今回は妊娠中の風邪のお話です。

妊娠中は風邪をひきやすい。これは仕方ない。

妊娠中はおなかの赤ちゃんを受け入れるために免疫力が落ちています。

免疫力というのは、お母さん自身を守るために体に入ってくるばい菌やウイルスなどの異物を攻撃してやっつけようとします。

当然、おなかの赤ちゃんもお母さん自身とは別の「異物」ですよね。

そんな異物を10か月以上もおなかではぐくんでいくために、お母さんの免疫力は赤ちゃんを攻撃しないギリギリのところまで抑えられているんです。

でも、ばい菌やウイルスには弱い状態になってしまいますよね。

だから、妊婦さんは風邪をひきやすいのは仕方がないことです。

意外と夏場も風邪をひきやすいんです

夏の風邪は冬の風邪と違って、体力の低下や体のリズムの乱れで起こることが多いです。

夏場は気温が高いので、体力が落ちやすいですよね。

日が延びることによって自律神経や体のリズムも乱れやすいです。

さらに、冷たい食べ物や生ものの摂取が多くなるので、胃腸が弱ります。

胃腸が弱ると、体の免疫力が簡単に低下してしまいます。

夏の風邪は冬の風邪のように人にうつりやすい風邪ではありませんが、長引くことが多いのも特徴です。

当然、夏場の妊婦さんは風邪をひきやすい


妊娠中はただでさえ体力が落ちやすく、体のリズムも乱れ、胃腸の機能もいつも以上に弱っています。

夏場の風邪をひきやすい条件はすでにそろってしまっていますねぇ。。

だから、気を付けていても風邪をひいてしまうことがあるんです。

私の妻も体調にはかなり気を使っていましたが、風邪をひいてしまいました。

妊娠中、風邪かなと思ったら気をつけること

軽い症状でもとにかく休む

とにかく妊婦さんは無理は禁物なので、おかしいなと思ったら横になるなり休むようにしましょう。

しっかりと水分補給

風邪をひくといつもより汗をかきやすくなります。

また、熱が出て体力を消耗し、体の水分が失われやすくなります。

妊娠中は体に必要な水分量が普段より多くなっているので、脱水症状に注意が必要です。

しんどいかもしれませんが、こまめに水分補給をこころがけましょう。

妊娠中市販の風邪薬は飲んでも良いの?

基本的に妊娠中は市販薬は飲まない方が良いです。

つらい症状がある場合は病院に相談するようにしましょう。

多くの風邪薬(いわゆる総合感冒薬)には胎児に影響を及ぼす可能性があることが知られている成分が含まれています。

アセトアミノフェン(解熱)のように、今まで習慣的に使われてきた薬成分も、実は胎児の生殖器の発達に影響を及ぼすのでは、と指摘されています。

妊婦さんが避けたい無水カフェインが多く含まれるものもありますね。

また、漢方薬で普段は気軽に飲む方も多い葛根湯も妊娠中には飲んではいけないとされています。

葛根湯の成分のひとつマオウ(麻黄。主成分はエフェドリン)ですが、漢方では「発汗、鎮咳、利水」という効果だとされます。

このうち「発汗」は妊婦の三禁といわれ、妊娠中は禁忌(=使用してはならない)となっています。

妊娠中、薬は自己判断で使用せず、医師に相談しましょう。

のど飴や栄養ドリンクは?

喉の痛みや鼻詰まりがあるときにのど飴を舐める方も多いですね。

のど飴のスーっとするメンソール、つまりミントですが、多く摂取すると子宮収縮作用がありますので、特に妊娠初期には注意が必要です。

また、つらいのどの痛みに人気の龍角散のど飴ですがカミレツ(=カモミール)などのハーブが配合されています。

カモミールは喉や鼻をスッキリさせる効果がありますが、子宮収縮作用があり特に妊娠初期は注意が必要です。

栄養ドリンクもいろいろな生薬が配合されていたり、カフェインが多かったりと控えるにこしたことはありません。

妊婦さん

どうしたら良いの?

先生

喉痛や鼻水なんか気にしないで食べれるもの食べて寝てなさーい!・・・と言いたいところだけど、どうしてもの症状があれば病院で相談してね!

おなかの赤ちゃんへの影響は

一般的な風邪であれば、ただちにおなかの赤ちゃんに影響が出るということはありません。

食事が食べられていれば、水分をしっかりとってよく休みながら体を大事にしましょう。

ただし、次のような症状がある場合は病院にかかるようにしましょう。

妊娠中の風邪で気を付ける症状はこれ!

  1. 38℃以上の高熱
  2. 37℃後半でも3~4日以上熱が続く
  3. 吐き気や嘔吐、ひごい下痢といった消化器症状
  4. 食事が全く食べられない
  5. 強い咳が止まらない

このような症状があれば、すぐに病院にかかるようにしましょう。

妊娠中の風邪は内科?産婦人科?

妊娠中の風邪は、内科に行くのか、かかりつけの産婦人科に行くのが良いのか悩みますよね。

基本的にはどちらでも大丈夫です。

ただし、どちらも事前に電話連絡をすると良いでしょう。

伝える内容は、

内科なら

  • 妊婦で風邪をひいたこと
  • 妊娠週数
  • 今の症状

かかりつけの産婦人科なら

  • 風邪をひいたこと
  • 今の症状

を事前に伝えて指示をもらいます。

病院にかかる際は、マスクをして、保険証だけでなく母子手帳もあれば忘れずに持っていきます。

妊婦さん

事前連絡が大事なんだね!

まとめ

妊娠中は風邪をひきやすいものです。

妊婦さんが風邪をひいてしまうと、おなかの赤ちゃんは大丈夫かと心配になりますよね。

自分の体調管理が得なかったんじゃないかと、自身を責めてしまいがちです。

でも、妊婦さんが風邪をひきやすいのは、赤ちゃんを臨月までおなかでしっかり育てていくための体の変化なので、仕方ないんですね。

できるだけゆっくり体を休めることに専念して、気になる症状があれば病院に相談してみましょう。

おつきあいありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。