犬を飼いたい!③お金はどれくらいかかる?初期費用編

こんにちは!

獣医師のニャン太です。

 

前回は犬と一緒に過ごす時間の流れについて考えました。

http://matsu12.com/with-a-pet/have-a-dog/2-time-is/

いよいよ今回はお金にかかわる話です。

 

これからあなたが14年以上お世話をしようとしている犬。

犬と過ごしていくにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか。

 

気になりませんか?

 

私はお金の計算やお話はあまり得意ではありませんので、今回はワン吉くんに手伝ってもらいます。

 

ニャン太
ニャン太

ワン吉くん、よろしくね!!

ワン吉
ワン吉

どうも!

お金が趣味のワン吉です!

ニャン太に頼まれてた調査がまとまったから、さっそく紹介していきますね!

ニャン太
ニャン太

あれ…、なんだか一気に胡散臭い感じになっちゃったな…

まあ、いいか…

さあ、ワン吉くんの切り口で、犬にかかるお金を一緒に考えていきましょう。

 

犬にかかるお金は160万円?

どうも!あらためまして、ワン吉です!

 

さて、みなさんが毎月自由に使えるお金はいくらくらいですか?

そのうちの、いくらなら、今検討中のワンちゃんに使ってあげてもいいかなって思いますか?

 

今回ニャン太から犬を飼うのに必要なお金というテーマをもらったので、僕なりに調べてみました。

 

いやー自分で調べてみるとわかるのですが、日本はペットに対しての大規模な調査ってはっきり言ってあまりされていないんですよねー。

もっともらしい数字を載せているサイトも沢山ありますけど、何を根拠に言ってんの?って感じです。

中には海外のデータを転用してるのもありましたけど、いやいや、海外と日本は全然違うじゃん笑 と思わず突っ込んでしまいました。

 

ネット大好きな僕が言うのも何ですが、やはりネットの情報は鵜呑みにしてはいけませんね。

 

僕はそんな中でペットフード協会の独自調査である「犬猫飼育実態調査」はかなり規模が大きく、その情報量と調査方法はある程度信憑性のあるデータだと感じました。

ニャン太もよく言っていますね。なるほどなーと思いました。さすが獣医さんです。

ペットフード協会は何千人もの犬の飼い主を対象にして、ひとつひとつのデータを算出しています。

はっきり言って日本の犬猫業界で1000人以上の情報を集めたデータは日本では貴重ですよ!

 

その「犬猫飼育実態調査」には、1か月あたりの平均支出総額と生涯支出金額が掲載されています。

最新の2017年度版がこちらです。

日本ペットフード協会

 

赤枠のところを見てみると、

犬と過ごす時間14年2か月と1週間にかかる費用(医療費含む)は、

¥1,600,827と書かれています。

160万円ですね!!

 

うーん、これだけ見ても結構な金額だなーと思うのですが、

僕は疑り深い性格なので、本当にそんなもんなよかなーと思って、自分なりにさらに検証してみることにしました。

以下は僕自身が実際に、ペットショップ、ブリーダー、ホームセンター、動物保護団体、動物病院などを48件をリサーチしてみた結果です。

内容量が多いので、今回は最初にかかるお金、初期費用についてまとめてあります。

 

実際どれくらいかかるの?初期費用編

これから犬を飼うにあたって、最初にどのような出費があり、それぞれいくらかかるのか、5つの項目に分けてみました。

 

①犬そのものの費用

ペットショップに行ったことのある人はわかると思いますが、いわゆる生体(本体)価格ですね。

そもそも犬の流通には定価や希望価格という概念はありませんので、販売者が自由に価格を設定できるんです。

生体価格は¥0~¥830,000とかなりの幅がありました。

特に現在の人気犬種といわれる、トイ・プードル、チワワ、ポメラニアンなどは、高値が付きやすい傾向にあるようです。

 

②犬そのものに上乗せされる諸費用

犬を受け取る際に、生体価格に付属する、初回検査料混合ワクチン接種料駆虫剤投与料等の費用です。

ニャン太
ニャン太

生まれつきの異常がないかの検査や、1~3回分のワクチン接種、お腹の虫下し等です。

最近ではその他に、マイクロチップの挿入や、1か月〜1年分の保険が付属する場合も多いようです。

混合ワクチンの回数や犬の月齢にもよりますが、¥13,000~¥86,400の幅がありました。

さらに残りの混合ワクチンを飼い主が動物病院に連れて行かないといけない場合は別でかかります。

⑤混合ワクチン接種にかかる費用

中には生体価格とセットになっていて、うやむやになっている場合もあります。

 

③クレート、ケージ、サークル、トイレ、食器などの設備購入費用

クレートはいわゆるハウスですね。

犬のサイズ、メーカーや販売店によっても差がありますが、¥4,800〜¥23,000の幅がありました。

ニャン太
ニャン太

小型犬でも大型犬でも犬を飼う上でクレートは必須です。

数万円する製品があることには驚きました。小型犬用です。

ケージは小型犬向けの物が多いですね。

¥2,391〜¥60,800の幅がありました。

 

サークルは室内用、屋内用ありますし、サイズも様々です。今回オーダーメイドの様なものは含んでいません。

¥2,680〜120,800の幅がありました。

 

トイレは¥830〜¥4,680の幅がありました。

食器は¥108〜¥3,240の幅がありました。

 

④犬の登録、狂犬病予防接種にかかわる費用

日本には狂犬病予防法という法律があります。昭和25年(西暦1959年)に作られた古い法律で、改正があまり進んでいないので、問題もあるんですが、その辺りはここでは触れず、ニャン太にまた記事を書いてまらいましょう。

実は狂犬病予防法は罰則もあり、効力の強い法律の一つなんですね。

犬の所有者は、犬を取得した日(生後九十日以内の犬を取得した場合にあつては、生後九十日を経過した日)から三十日以内に、厚生労働省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する市町村長(特別区にあつては、区長。以下同じ。)に犬の登録を申請しなければならない。

狂犬病予防法 第四条 一部抜粋

犬を飼い始めたら自治体に登録しましょう、ということですね。

犬の登録には¥3,000自治体に収めて、鑑札を受け取る必要があります。

これは言ってしまえば税金と納税証明書ですね。

犬の所有者(所有者以外の者が管理する場合には、その者。以下同じ。)は、その犬について、厚生労働省令の定めるところにより、狂犬病の予防注射を毎年一回受けさせなければならない。

狂犬病予防法 第五条 一部抜粋

犬を飼うなら狂犬病予防接種を飼い犬に受けさせてください、ということですね。

狂犬病接種には、動物病院に支払う注射代と、自治体に収める狂犬病予防注射済票の交付料があります。

注射代は、地域や病院によって異なりますが、¥3,000~¥3,500ほどかかります。

狂犬病予防注射済票の交付料は¥550です。

この交付料も、言ってしまえば税金と納税証明書ですね。

 

⑤混合ワクチン接種にかかる費用

混合ワクチンは生後3~4か月までに複数回接種して、その後1年に1回接種する方法を多くの動物病院が取り入れています。

ニャン太
ニャン太

混合ワクチンについては書きたいことがたくさんあるので、また記事にしていこうと思います!

混合ワクチンにかかる費用は、病院によって様々ですが1回の接種に¥5,000~¥8,000でした。

まとめ

以上のことから、もし、保護団体から犬を譲り受け、最低限の設備を購入し、初回の混合ワクチンと狂犬病ワクチン、自治体の登録を済ませた場合、初期費用としては\36,000程度になりました。

もちろん、人気の犬種を購入したり、保険がセットだったり、こだわりのクレートを購入したり…

ということをやっていくと、かなりの出費になることが分かりましたね。

今後、犬との生活をしていく上で必要お金や、医療にかかるお金、終末にかかるお金があるわけなので、この初期費用にいくらかけるのか十分に検討してから犬を迎える必要がありそうですね。

 

以上、ワン吉でした。次回は犬との生活費についてですよ!

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