年末年始の急患

こんにちは!ニャン太です。

年末年始の動物病院ってどんな患者が来るのかと聞かれました。

そうはいっても予測ができないのが動物病院ではありますが、ちょっと考えてみました。

とにかく救急患者

まぁなんといっても救急患者ですね。

これは別に年末年始に救急が増えるわけではないのですが、

飼い主さんが見て「明らかにヤバイ!」場合でなければちょっと様子を見てしまうケースが多いのかと思います。

あとは、普段のかかりつけ病院がお休みな事もあるわけで、

だから割合として救急が増えるんですね。

呼吸が苦しそう、グッタリしている、吐き続けている、けいれんが起きたとか。

ケガをして血が止まらない、後ろ足が動かない、すごく痛がっているとか。

うーん、こうしてみると特に年末年始だからという症状ではないのですけどね。

ただ、「何でよりによって正月にこんなん来るんだよ!?」みたいな気持ちにはなるかも知れません笑

ケガや骨折は増える

年末年始のケガや骨折は増える傾向がありますね。

まあ年末年始に限らず長期休暇になると多くなります。

特にトイ犬種やイタリアングレーハウンドがドッグランに行って、あるいはお子さんお孫さんが抱っこして謝って落下させて、前足を骨折する例が多いですね。

あとはコタツで踏んでしまったりとか、大掃除で開けた窓から落下したりとか…

うん、注意が必要ですね。

誤食(誤飲)・中毒も増える

食事以外の物を食べて飲み込んでしまうことを誤食(誤飲)と言います。

食べたものが毒になるものだと中毒を起こす事もあります。

年末年始はこの誤食や中毒が多くなります。

ご家族が集まったり、お出かけされたり、どうしてもいつもより動物への注意がおろそかになりがちですよね。

それにいつもと違った興味をひく飾りものや、美味しそうな食べ物が増えます。

たとえばクリスマス飾りで定番なポインセチア、むしゃむしゃと食べちゃう子がいますが、中毒を起こしやすい植物です。

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